え、束の間のできごとで、 [随想]
異動してからというもの(距離にして4~5mくらいしか移動してないのだが)、30分早くでかけることになっている。
4月8日、いつものように慌しい朝、
○6:20 目覚ましがけたたましく鳴り(→以降5分おきに複数台鳴る仕掛け)、
○6:30 仕方がないので起き上がり(=ベッドから転がり出る)、
○6:32 ラジオをつけ、シャワーを浴びて、
○6:45 化粧水、髪を梳かしながらバケツに水を汲み、お弁当のご飯を詰め、おかずの用意
○6:55 朝ご飯の準備をはじめ、はとむぎ茶を注ぎ、
○7:00 朝ご飯を食べ始め、今日着る服を考え(ラジオの中身が聞こえはじめる)、
○7:08 髪の毛を乾かしつつ着替え、歯を磨き、ベランダの水遣り数回
○7:10 ベランダにクリスマスローズが咲いていたので写真を数葉撮る。このとき今年はじめてのウグイスの鳴き声を聞く。まだ下手っぴぃで毎年の場所より遠いところで鳴いている。今年から相当な規模の工事を近所でやっているため、半ば諦めていただけにものすごく嬉しいと思う。バケツリレーの相方が、「スズメも営巣をはじめているようだし、今日は鳥の出が良いようだ」などと話していた。
○7:15 お弁当をつつみ、化粧をし、
○7:19 火の始末点検終了さてでかけようと思ったところ、
おぉっっっ、キアゲハが家の中に!!
半年うちに居候していたイモちゃんが羽化していたのです。
まだほやほやっぽい印象で、一日このままにしておくか悩んで、
10分ならなんとか職場到着が遅くても許される(かもしれない)と
集中して観察し、どこか目立たない外に放していくことに決めました(涙をのんで。。。)
指に止まらせて外に連れていきます。
玄関のドアの外にあるプランターのワイルドストロベリーにとまらせてあげました。(黒いのは私の足)
ここなら鳥も来にくいし、半日陰になってるしいいかな・・・!
イモちゃんの幼少時代のことを走馬灯のように思い出し、
めいっぱい幸運を祈り、「じゃあねっ(泣)」と家をあとにしました。(7:29)
イモちゃんというのは、昨年9月にベランダで見つけたキアゲハの幼虫のことです。
9月11日にイタリアンパセリにくっついていたので、鉢植えごと家の中で観察してました。
思い出の何枚か。
2008/09/11
(左)近づいたらツノを出して威嚇された (右)夜も熱心に黙々とパセリを食べる
そのうちこの鉢にあるイタリアンパセリだけでは足りなくなり、
ほかのプランターなどから掘ってきては献上した。
2008/09/14 めぼしいイタリアンパセリがなくなってしまったため、八百屋で買ってきたパセリを一束。
(どこにいるか分かりますか?)
このころから大人しくなり、結局あまり口をつけてくれませんでした。
これまでパセリの株から決して離れようとしなかったため、安心していたところ、
少し目を離したすきに、行方不明に。
必死で探すと、ブラインドを脱兎の如くものすごい勢いで垂直に登っていました。
封筒もよじ登り、窓の枠もよじ登り、このあと、窓の隙間に落ちてしまい、
窓枠を外して救出するという騒ぎになりました。
奇しくも(皮肉にも)その日の夜出かけた中野駅で見かけたホームの風景。
2008/09/15
(左)10:46 イモちゃんはどこから用意したのか白い糸で自分の体を結びつけ、
(右)21:25 晩ご飯を食べていたすきにさなぎになっていました(小さく脱いだ皮が下に落ちています)
表と裏でも少し模様が違います。
小宇宙だなぁ。
(おまけ)
4月4日、善福寺川緑地公園でお花見をしました。
木々のトンネルを抜けると満開の桜であった(字余り)。
良い眺めで、木にも登りたくなるでしょう。
途端に真っ暗になるから、「お花見時間」も不思議だ。
奥多摩にて [随想]
4月19日のことでしたが、奥多摩にでかけました。
きれいな色でした。
イワツバメやトビだとこんな風な眺めでしょう。
山肌の新緑と山桜
並んだ看板の後ろ姿も愛嬌があるかな。この山道を登って行き・・・
左)青空とあじさいのドライフラワー 新緑とカイドウと桜と
右)ハナダイコン 岩の組み合せに光と影と苔と
こんな眺めをみながら
お蕎麦とやまめの塩焼きをいただきました。小鳥用のえさ台が随所に配されたお蕎麦やでした。
散った花びらの彩りや、いろいろ心さわぐものばかりでしたが、
以下に、ふたつの風景を何葉か。
ひとつめは、一瞬で通りすぎるようなカーブのところにあったもみじ。
影絵のようなというか、枝の形と葉色のグラデーションが好きでした。
黄色は新しい葉のようでした。秋の黄葉ではない新緑の黄金色に心「撃たれました」。
ふたつめは、
展望台からの山々の眺め。夕方で、山の稜線近くの空がほんのり桜色。
ひんやりとした空気、深く息を吸い込みました。
きれいな色でした。
イワツバメやトビだとこんな風な眺めでしょう。
山肌の新緑と山桜
並んだ看板の後ろ姿も愛嬌があるかな。この山道を登って行き・・・
左)青空とあじさいのドライフラワー 新緑とカイドウと桜と
右)ハナダイコン 岩の組み合せに光と影と苔と
こんな眺めをみながら
お蕎麦とやまめの塩焼きをいただきました。小鳥用のえさ台が随所に配されたお蕎麦やでした。
散った花びらの彩りや、いろいろ心さわぐものばかりでしたが、
以下に、ふたつの風景を何葉か。
ひとつめは、一瞬で通りすぎるようなカーブのところにあったもみじ。
影絵のようなというか、枝の形と葉色のグラデーションが好きでした。
黄色は新しい葉のようでした。秋の黄葉ではない新緑の黄金色に心「撃たれました」。
ふたつめは、
展望台からの山々の眺め。夕方で、山の稜線近くの空がほんのり桜色。
ひんやりとした空気、深く息を吸い込みました。