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手術を受けたことの記録 [随想]

すっかり冬になってしまいました。

10月に受けた手術のことも記録しておこうと思っていましたが、
病理結果が出てからの方が自分としてもおさまりがいいな、
なんて思っていたら、11月は仕事の方に時間を取られてしまい、
あっという間にこんな時期になってしまいました。

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[鳥の盆栽]
自宅療養中、御髪を植えたりメンテナンスをした水鳥。
じっくりと家で眠っていたせいもあっていろいろ小さいことにも気づきました。
療養中に撮った写真とともに、手術を受けたことの記録をつけました。
今日でちょうど術後2か月なわけですが、、、

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[はじめて水を満たした雫形の花器 まだお花は活けていない]

入院日は10月7日(水)で、退院は11日(日)。4泊5日です。
多発性子宮筋腫の摘出のため、J医院で腹腔鏡手術を受けました。
11個、440gっていったいいつそんなにできたんだい!?

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[孔雀色とトカゲ]

手術時間はおよそ2時間で、出血量は100ccほど。
腹腔鏡手術というと切らない手術という印象ですが、2センチの穴を2箇所、1.5センチの穴を2箇所開けます。

全身麻酔から覚めたあと、一夜明けるまでは、本当に耐えられるかと思うくらいつらかったですが、
次の朝、すべての管(傷口からのドレーン・点滴・血栓予防の器具・尿カテ)が取れたときは、
嬉しくて思わず熱いものが込み上げてきました。
一番つらかったのは、痛みより、管がたくさんついてて身動きのできない状態だったかもしれません。

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[トカゲと津軽リンゴ]

びっくりだったのは、
管が取れる前に普通の食事が出てきたところと(ご飯はさすがにお粥)、
管が取れたら傷口に防水テープを貼ってすぐシャワーに入って良いというところでした。

ただ、私の場合、ドレーンがささっていた傷口が腫れていて、その痛みがひくのに時間がかかりました。
しばらくは「くすっ」と笑うだけで、「こほっ」と咳き込むだけで、悶絶するほど痛みましたが、
ほとんど痛み止めなしで済んでしまいました。

さて、その後、数日間自宅療養をしました。
痛みもなんのその、無事に手術が終わり、刻々と回復していく喜びを味わいました。

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[ゆたんぽ 足が妙に冷え込んだのでありがたい存在でした]

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[空1 表情豊かな雲は見ていてわくわくします。雲間に見える青空も好き]

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[空2 トップライトに映る空 通りがかる雲]


病理結果が出たのは11月5日で、良性腫瘍だったと診断されました。
異変を感じて病院に行ってから、実に1年半もの期間がかかってしまいました。
ほとんどが、手術の待ち時間だったのですが、
沢山の人が順番待ちをしていることにも驚くとともに、
自分はその間にも手遅れになりやしないかと、つらかったものです。

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[ガラスのすだれ]

感謝したいこともたくさんあります。
受けた医療に対する感謝はもちろんのこと、
J医院のシャワールームはほんのりシャンプーの香りがしてシャワーの水もたっぷ
りでとても快適でした。
それから、毎食前にいただくあったかいほうじ茶がものすごくおいしかったです。
このあたりは「患者アンケート」があったら書きたいと思いましたが、なかったの
でここに書いときます。

職場も休んで仕事をお願いしてしまいましたし、いろいろ心配もかけてしまい、
「悪性かも」、「全身麻酔から覚めないかもしれない」と並べ並べた御託にも、
いろいろな人に付き合ってもらってしまいました。

日数が経過し、すっかり傷も良くなりました。
あとは何度か経過観察にでかける予定です。

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[静物]


追伸1:
全身麻酔はマスクを当てられるとすぐに気を失ってしまうのは本当でした。
目を見開いて手術灯を見ていようと無駄な抵抗をしてみましたが、
次の瞬間の記憶がないです^^;

追伸2:
今年は身近な人が手術を受けた年でした。
1月に相方の食道平滑筋腫、9月に弟の腰椎ヘルニア、
皆、腹部付近の固まりを取り除いた年でした。
特に私と相方、同じくらいの年で同じ年にお互い筋腫を取る確率ってどのくらいなんだろうか。
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