2011-09-14

9月に入ったら載せようと思って家の中で写真を何枚か撮っていた。
写真を選んだり順番を考えたり残暑がこたえたりして何日かたっていたときに、
こぎんさんが亡くなったことを知った。

寂しいとか悲しいとか辛いとかうまく形容できない衝撃にはまり、
居てもたってもいられない気持ちになりましたが、どうもできるはずもなく。

私のブログに来てくださる人の全てがこぎんさんのブログ『塵も積もれば…』を訪問されているわけではないと思いますが、いろいろ考えた挙句、ひとつの記事にすることにしました。

こぎんさんとは５年間ブログでの交流がありました。
私としては、「阿佐谷」「青森」そして「子宮筋腫」という共通の話題があり、
日々ブログを訪問することで、一日違いで奥多摩に行ったり、奥日光に行ったりしたことが分かったり、津軽の話や、福島県の駒止湿原のワタスゲで話が盛り上がったりということもありました。
昨年の私の仙石原の記事では「写したくなるのが・・・似ています」というコメントをいただいたりして、少なからずというか多分にブログを続けていく励みになっていました。


当初は自分が撮った写真を並べてキャプションをつけていくつもりではじめたブログでしたが、
だんだん広がっていって、
コメントでいろいろ教えていただいたり、ブログのやりとり自体が思い出になったりもするものだなぁと思うのです。


今回は写真も載せるかどうか迷ったのだけど、当初用意していた写真の一枚だけを載せます。
現青森県つがる市にある、亀ヶ岡石器時代遺跡（縄文時代）で出土した遮光器土偶のレプリカです。

春先くらいから遮光器土偶に魅せられていたところ、実家に行った際、棚に置かれたレプリカと目が合って驚き、借りてきたものです。母が亡き祖母とドライブに行って「めごいじゃ」とか言って買ったものでしょう。

縄文時代にも自分の先祖がいるんだよなぁと漠然と思ってました。
また、津軽を訪ねたいと思っています（土偶の本物は上野にあるらしいですが）。

コメント 14

こぎんさんの剽軽な津軽弁のコメントがないのは寂しい。
この一年は辛かったろうとかこれまでいただいたコメントへの感謝は、
私の中で何とかゆっくり言葉にしようかと思います。
言葉を並べましたが、これでも考えたことのうちのほんの少しで、
結論とかまとめるとかできるはずもなく、私にできることと言えば、
写真を撮るときに「写したくなるのが・・・似ています」
ということぐらいかな、ということで今回は精一杯です。
by asahama (2011-09-14 20:13) 

長らくブログをやっていると色々な場面を体験しますよね。
私は、めりっささんの記事で知りました。
絵瑠さんも綴っていらっしゃいますね。
（私もつい先日、とても辛い別れが突然にありまして。まだ現実とは思えなくて。）
by ゴーパ1号 (2011-09-15 00:12) 

おはようございます。　わたくしは
こぎんさんとは交流がなかったのですが、ブログを永年やっていますと
そう言うことには何度か・・・　今でもどうしても思い出すと何となく目が潤む方も・・・
悲しい現実ですね。
by mimimomo (2011-09-15 05:36) 

えっ！？・・・
コメントしたことはないけれど、センスあふれる記事は「こんなふうな感性を持って歳を重ねたいものだ」と思いながら拝見させていただいておりました。
いま、訃報に接し、昨年１２月、東北新幹線全線開通にあわせたご自身の帰省の記事を、しみじみ読み返したところです。
ご冥福をお祈りいたします。
by キタノオドリコ (2011-09-15 06:50) 

こんにちは＾＾
私は息子のブログに時々参加していた頃に、こぎんさんとお話するようになりました。そろそろ独立したら如何？と言われて...
私がオオミズアオの幼虫を育てていることを知って、凄い母さんだと仰っていましたっけ。
お互いに山野草が大好きで、その事もお話が楽しかったです。
ねぶたの魅力もこぎんさんに教えて頂きました。
青森のねぶた会館？まで見に行きました。
栂池もこぎんさんの記事で行きたくなり、2年前に訪れました。
才能が満ちあふれた方でしたね〜とても残念で堪りません。

ご冥福をお祈りいたします。



by いろは (2011-09-15 13:45) 

こぎんさんのブログを、訪問したことがなかったので、
今、さかのぼって読ませていただきました。
asahamaさんの受けた衝撃はいかばかりかと。
こぎんさんのご冥福をお祈り申し上げます。
by きまじめさん (2011-09-15 23:51) 

うまくコメントできないです。

by 春分 (2011-09-16 11:50) 

エエ！！・・・・・ショックです。
今　介護の真っ最中かと思っていました。いつかブログ復活するのを
待っていました、、、。今年のねぶた（近くの町の）にこぎんさんは忙しいから、、
見えていないんだなあと、寂しく思いながら、見に行きましたが、、、。
2年前にちゃんと名乗って会いに行けばよかったのに、、、残念です・・・。
お料理上手なこぎん様のご冥福をお祈りいたします。
by ハギマシコ (2011-09-17 00:26) 

こんばんは
こぎんさん、わたくしも交流が無い、知らなかったお方なのですが、今、お伺いして最後の2記事だけ読ませていただきました。
希望を持って前向きに生きようというお姿がうかがえました。・・・また、皆さんに心配掛けまいという御配慮もうかがえ、慈愛の深いお方だったんだな思いました。なんとも残念です。ご冥福をお祈りいたします。
by me-co (2011-09-19 01:06) 

■コメントをくださった皆さま、
当初コメント欄も開けておくかどうか迷ったのですが、コメントいただけて嬉しいです。ありがとうございます。

■ゴーパ１号さん、
もうお互い６年ほどになりますもんね。これからもよろしく。
６年というと、自分の状況もいろいろ変わっているし、周辺でも。
良いことも悪いことも、いろいろある中でどのようにブログに書いていくか（または書かないか）というのは悩むことがあります。


■mimimomoさん、
一年ってあっと言う間なんだけど、がらっと変わってしまうのに十分な期間なんだと思うこともあります。
ブログって毎日のようにやりとりして撮った写真を見たり、価値観が同じだったり、実際お会いしてなくても相当気心知れた感じになれますね。楽しい反面、そういった方の訃報はとてもつらいです。


■キタノオドリコさん、
東北新幹線の記事、味わい深かったですね。
結局こぎんさんはあたらしい新幹線には乗らなかったのかな。
いろいろなところでこぎんさんとはニアミスしてました。
文章力も面白くって何より東北弁でのコメント、嬉しかったな。
二年前に私が手術をしたとき、こぎんさんも「検査にいかなきゃだけどなかなか踏ん切りが・・・」と言っていたのがひっかかってならないんです。

■いろはさん、
こぎんさんと言えば、夏はねぶたでしたね。
ダイナミックでかっこいいねぶたの武勇伝が魅力的でした。
魂は青森にあったという感じ。
蝶々と山野草の話も素敵、料理の話は料亭並みで、憧れでした。
おしゃれで粋なお姉さんだったと思います。

■きまじめさん、
ここ一年はさすがにいろいろとたいへんだったようで、記事にもそれが出ていたと思います。
この後、もう更新されることはないんだ、と思うと悲しいですが、過去の記事はユーモラスで面白い記事ばかりですよ。
もっと読みたかったなぁと思ってます。

■春分さん、
うまくコメントできない、というのはもしかしたら私の状況と同じかも。
うまく書けないけど、この時期に、ひとつの記事にしておきたかった、というのが正直な気持ちです。

■ハギマシコさん、
世田谷のねぶたの話も思い出されますね。
ねぶたに関してはとても情熱的でしたから・・・！
私も介護で大変かと思ってましたけど、いままでのこぎんさんてそういうときもけっこう記事を更新していたんですよね。なので、よっぽど大変なのかと思ってました。
でも何となく夏頃にはひと段落、遅くとも今年中には何か記事を更新されるのではないのかなと思っていたところでした。

■me-coさん、
コメントありがとうございます。
確かに気丈にがんばってらしたと思います。
ちょうど去年の今頃あたりからは、介護と自身の体調で相当状況が厳しかったようで、大変そうでした。
それ以前の記事はひょうきんで楽しい感じだったのですが・・・。

by asahama (2011-09-22 23:15) 

こぎんさん、訪問をしたことは有りませんが、りんごのアイコンで知っております。
交流のあった方が亡くなられたなんて悲しいことですね。
ご冥福をお祈りします。
by せつこ (2011-09-25 20:52) 

■せつこさん、
コメントありがとうございます。
りんごのアイコン、目立ってましたね。
以前はねぶたのアイコンだったりたまに変わったりしてましたが、青森を象徴するものばかりだったと思います。
別れは辛いものです。
by asahama (2011-10-06 10:30) 

ショック！！・・・・・・・・・
by ミッチー (2011-10-24 20:46) 

■ミッチーさん、
コメントありがとうございます。
ミッチーさんとこぎんさんと一緒に、呑むのが夢でした。

by asahama (2011-11-10 17:52)