移動する家 [随想]
クマノミの気に入っているタマイタダキイソギンチャクは気難しい。
なぜなら、
たまにエサを運んでくれるクマノミをこのように締め出してしまうこともあるし、
水槽中を縦横無尽に歩き回って、水面をプカプカ浮いているところを発見されたこともある。
でも、クマノミは、そんなことがあっても、絶対にこのそばを離れない。
もうひとり定住型の住居（シライトイソギンチャク）があるにもかかわらず、そちらに住もうとはしないのだ。
水面を浮いてるときも、その中にいたのは、びっくりした。
きょうは締め出されていたのだが、結局30分くらい入れてもらえなかったらしい。
イソギンチャクはまんまるになってしまった。
懸命につついたり、周りを泳いだりして、「入レテケレ」と言っているような雰囲気だった。
住み心地はいいのだろうが、住人はひと苦労です。
a*
移動する家って某宮崎アニメみたい。
イソギンチャクがカルシファーってとこですかね。
by To_b_Hi (2005-09-14 10:09)
イソギンチャクがクマノミを入室拒否することも
あるんですね。見かけによらず意志の生物なんですね…
by momoe (2005-09-15 09:26)
↑そうなのです。無脊椎動物ですが、本当に意志を持って歩き回っているようなかんじなのです。水槽管理人として、「彼」が落ち着けるような環境作りを目指したいと思っています。
そして、「彼」に『キャリー』という名前をつけました。「キャル」と呼んでます。これは当然ながら、「カルシファー」から来てるところもあるんですけどね。
by asahama (2005-09-15 12:23)
イソギンチャクは固定したかなと思ったら、次の日、違う所から顔を出してるときがあるますね。でも、クマノミは本当に幸せそうに寝ますよね。
イソギンにえさをあげてるクマノミも大好きです。
by ICHIRO (2005-09-19 20:29)