つがる通信21 『雪国の車窓から』 [あおもり]
車窓の風景として、雪は一面に必ずあり、山や田畑の一部がちりばめられているような印象で。
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往路;
夜行ででかけて明けの朝、それらが眩しく通り過ぎていくのをぼんやり眺めながら目を覚ます。
絵本に出てくる家みたい。屋根が三角で、「田」の字の窓があって、背景には森。
屋根に雪が積もっていたり、雪かき用の赤いスコップ(?)がかわいらしく見える。
手前が田んぼだとするとあの建物は道具小屋なのかな?
手前の材木置き場(?)は、トナカイのような形にも見えますがこれも気になる存在。
あっと言う間に通り過ぎてしまうのが名残惜しかった。
りんご畑も要所で通り過ごし、
置かれたままの藁ロールが転々と、
ひとつひとつに影とくぼみがあるけど、ぽつんとひとつあるのや、ふたつみっつとあるのや、、、
・・・と考えているうちに通り過ぎてしまう。
双葉のような杭(?)。白雪に影が伸びて。なんだか分からないものばかり。
弘前で乗り換えて弘南鉄道に乗り換え、田舎館を通り、行く先は黒石。
復路;
帰りの寝台で、叔母がもたせてくれたお弁当を食べながら晩酌を。
「小和え」は真鱈の卵と人参や葱などを和えたもの。日本酒に。
晩酌をして、朝目覚めると目的地っていいなぁ、と思います。
ただ、私は、どこでも寝られるからかな。
最後の一枚は車から撮った弘南鉄道の線路方面。うっすらと岩木山がみえます。
ここをラッセル車が走り抜ける勇姿を想像しながら。
・お・ま・け・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
近況;
晩酌と言えば、妊娠したことでの最も大きな変化のうちのひとつというのもなんですが、
「お酒を飲まない」があります^^;。
当然ですが、禁酒して8か月。こんなに長くお酒を飲まないのはこの十年くらいなかったことです。
最近いただいたかわいらしきもの。
職場のひとにいただいた豪徳寺の最中。
こんなおいしい、そしてかわいい最中ははじめてでした!
畑に行ったときに寄った「キッチンひより」でいただいた今年の干支、うさぎの貯金箱。
おいしいランチだけでも幸せだったのですが、くじ引きで2等。
手ぬぐいも実はいただきもの。
左奥にあるのはりんごのシロップ煮(ちょいと白ワインとレモンを入れました)。
うさぎりんごにして煮れば良かったかな。
つがる通信20 『飛行機雲』 [あおもり]
写真の整理をしてみると、ほとんどが色調が「モノトーン+水色」でした。
晴れの雪景色はその色合いであたり一面が覆われるのかな。
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雲を眺めるのはもともと好きですが、飛行機雲ももちろん好きです。
黒石の御幸公園にて。ちょうど太陽の位置まで伸びた飛行機雲が。
その下には自分たちが歩いて来た道と。
しぱっしぱっと小さいのも現れます。
時間が経つと少しほぐれていきます。
ひゅるるるる〜(と、打ち上がる感じ)
打ち上がってるのはこれかと思いますが、青空に白が眩しい・・・。
遠近感もなんのその。
強く、まっすぐに天に伸びる!
青空を横切って180度!!軌跡に沿ってぼんやりただ見守るように眺めていました。
そしてすぅっと青空に溶け散っていくような。
十和田湖方面にでかけた帰り道。
山の稜線に大きな日暈がかかってきました。
白虹の日没を横切る。
・追・伸・・・・・・・・・・・・・・・
今週火曜日(11日)から長期の休暇に入りました。
(2月上旬に出産予定であるため、いわゆる「産休」です。)
仕事でも負担をかけてしまうし、職場の人たちと会わず一人で家にいる寂しさもありますが、
暖かく送り出してくださった職場の方々に感謝しつつ、しばらく自分と向き合って出産に備えたいと思います。
仕事おさめの日にいただいた花束。かすみ草にきらきらがついててきれい!
花束についていたリボンはドクロ時計のウィッグ(?)にしてみたり。
「産休って毎日何するの?」と聞かれたりしましたが、
準備をほとんどしてないので買い出しや部屋のセットとか健診とか書類を読んだり、、、
と思ってます。
最後の1か月はお腹が重くなってつらいよ〜と言われたりしますが、
あまりまだ身重っぽくなってないのでついいろいろやりたくなってそのリストを作ったり。
・・・が、初日は健診と検査でほぼつぶれ、休みに入った途端に風邪をひいてしまい、
まずはそれを治さなくちゃ、と。
大鰐温泉もやし、鮭、粕汁 [あおもり]
先ずは、大鰐温泉もやし。
2種類あって、左2束がそばもやし、右が豆もやしです。
藁で束ねてあります。
温泉熱を利用した土耕栽培、タネは門外不出の在来種、秘伝の方法でつくられる、
というところが特徴かと思います。
生産者が数件しかないので、町が後継者育成に乗り出しているらしいですが、、、。
そばもやしは黒い殻を取り除きます。花束みたい。
そばもやし一束目はさっとお湯をかけてぽん酢をかけておひたしに。
黄色い花のような新芽がくるくるっと折り畳まれています。
そばもやし二束目は生のまま、ハムとトマトとドレッシングであえてサラダに。
豆もやしとくらべて華奢で繊細な感じですが、しゃきしゃき感があります。
豆もやしは大豆で、長さ30センチくらいあります。ぴかぴかで生命力を感じます。
私はもともと豆もやしは大好物で、酢の物でもナムルでもどんぶり一杯あってもいい!というくらいなのですが、こんなに長い豆もやしははじめて見ました。
こちらはさっとごま油で炒めました。土の香りがして味わい深いです。
豆もやしはこのほかにも豚汁やお味噌汁やラーメンに入れてもおいしいそうです。
温泉もやしは、正月に叔母に頼んでみたところ送ってもらったものです。
こういうときに包んである新聞も楽しみにしていたりします。
これは一緒に送ってもらった鮭のハラス。
今年は雪が少ないと聞きます。
除雪車の出動回数は予算内でおさまりそうなのは良かったけど、イベントは大変だなぁ。
干魚(ホシオ、新巻鮭を半年ほど寒風干しにするもの、これについてはまたいつか扱いたいと思います)
を軒下に吊るす前にハラス部分は切り取るのです。
マコモタケ!?ずぐり回しってなんだ!?とか。
ハラスの部分はお正月のなますにすることもあると祖母に聞いたことがあります。
今回は、半日ほど水につけて少し塩ぬきして焼きました。
(水のかわりにお酒につけておいてもまた違う風味になります)
お弁当に毎日少しずつ入れたり、ほぐして粕汁にしたり、これでうちは一週間くらいで食べきります。
今朝は粕汁をつくりました。
焼干しで出汁をとり、
テレビ欄も面白い。「いいでば!英語塾」発見。
焼いたハラスをほぐして、大根の葉っぱの刻んだのを入れ、仕上げにねぎを。
あったまります。
つがる通信19 『斜陽館ほか』 [あおもり]
格子好きです。
思えば、斜陽館に来るのは多分3回目。はじめて来たときは旅館でした。
2回目に来たときは喫茶店でした。今回は記念館になってました。
囲炉裏や土間や昔のお風呂の形跡も残されていました。
蔵の前のひんやりした空気も好きです。
襖や壁紙も見ごたえがありました。
この襖絵には相方が歓声をあげていました。太宰のコートを着られるところもあって試着、記念撮影もしました。
2階の洋室に上がる階段のあたりは、一回目に来たときとほとんど変わっていませんでしたのでそのときの写真を載せます。
特に、階段の木目が全く同じだったのが感慨深かったです。階段に座っているのははじめて斜陽館に来たときの私です。写真左上の絵と右下の木のつい立ては片付けられていました。
畏れ多くも、太宰の「津軽」の口絵にあった地図を真似て、今回の旅程を書いてみました。
金木町が五所川原市になっていたり、外ヶ浜が市になっていたりしていたのはびっくりでした。
蟹田は通っただけですが、祖母は昔、良く蟹田の海の話をしていたことを思い出します。
そのせいか、「渚にまつわるエ○セトラ」のサビの部分は、ずっと
♪蟹田へ行こう~
と聞こえてました。
さすが陽水、と思っていたら、本当の歌詞は「カニ食べ行こう」でした。
叔母の家はもう冬支度がされたころだろうか、私が行った10月はじめは、紅葉してました。
太陽の弱い光と、秋になってしまって半分ドライフラワーのようにひっそりと佇むあじさい。つばきやマユミの実、シュウメイギク、斑入りのバラなどが、年月を経た蔵の壁に馴染んで、小さく柔らかく色づいていました。
廊下にあったドライフラワーのあじさい。外で花をつけているあじさいと、とても境目があいまいな存在に思えました。
あけぼのの車窓の風景を並べて、今回のつがる通信とします。
私が乗ったのはB個室寝台の上段で、海とは反対側でした。
明け方、目を覚ましたとき、5秒くらいのシャッタースピードで撮ってみたもの。
夜中、たまにどこかの駅に停車しているのもまた風情がありました。
上段はパノラマの窓で、眺めがいいです!
明け方から9時すぎの到着まではずっと景色を楽しめます。
2008秋のつがる通信 完
つがる通信18 『十三湖、竜飛崎』 [あおもり]
途中寄った十三湖にて、中学生たちが学活(?)で、中の島の公園にたくさんいました。
鐘をならしたり、蜆を採ったり、楽しそう、と思っていたら、写真左側、鳥が飛んでいます。
あれは・・・!
ホバリングして、水面に飛び込んでいました!
あとで図鑑を見たところ、ミサゴでしょうか。
とても広くて気持ちの良いところだなぁ。蜆採りもしたいと中の島へ急ぎました。
売店で蜆を入れる袋をひとり300円で買って、いざ採取場へ。
(一般のひとが蜆を採れる時期と場所・時間帯は限られていて、借りるザル以外は使ってはいけません)
このころ、1時半、中学生たちは、そろそろ時間だぞ〜という先生のかけ声でぞろぞろと帰って行きました。あんなににぎやかだったのにあたり一帯がしん・・・と静かになってしまいました。
蜆採りに没頭する相方・・・手前の白いのが私のザルです。
最初は、ザルで土ごと採って拾ってましたが、殻がたくさん入ってしまうので、指を使って感触で探してみました。素手で採るというのがまたサギやシギが嘴で餌を探すようにこつこつと泥の表面近くを辿って行く作業に似ているのではないかと。
そうこうしていたら、先ほどの中学校の先生(?)が生徒が帰った後忘れ物やゴミがないか見回りをしているようでしたが、話しかけてきました。
「あっちの方が採れますよ。こっちは殻ばかりだから」(←共通語で)
ありがとうございます、行ってみます、と言いつつ、
いかにもこの土地の人間ではないことがばれている!と相方とクスクス笑いながら移動しました。
蜆採りをやるのはいいが、スカートにブーツの状態の私。
左手にブーツを持ちながら、カメラを持ちながら・・・
途中から、段々慣れてきて、手の平で20〜30センチ四方をなぞって採る方法にしてみたりしていたところ、泥に魚のかたちが見えたので、ザルで「とりゃ!」とやってみたらヒラメ(?)が採れました。
最終的な私の収穫。二人分なのでこの倍くらい採れました。
ヒラメは素揚げにしたらおいしいだろうなあと思いつつ、まだ道中があるので、放しました。
自由の身になったヒラメはすぐさま泥に潜りこみ、ホッとした表情をしてました。
名残惜しくも、今日は竜飛崎に行くのがもうひとつの目標でしたので、そちらに向かいました。
大学時代に、当時下北に単身赴任中の父とドライブした際、買った一夜干しの蛸を買いたかったのです。場所も、竜飛か三沢か・・・とうろ覚えでしたが、
ここだった!駐車場に着いた途端、ピンと来ました。
車から降りて売店に駆け寄ってみると、
ありました、ありました!
前は頭つきだったような気もするけど、まあいいや。バラ売りもある!
どれを買おうか考えていたら、
「どこから来たんですか?もしよければ、一本のを切ってあげますよ、ハサミで切って。
齧りながら岬に行ったらどうですー」
と声をかけてくれました。やっぱりこの土地の人間でないことがばれてる・・・^^;
後ほど、叔母の家に蜆をお土産として持って帰ったら、皆に「わぃ、600円だが!めごいっきゃの、顕微鏡でねば見えね!」とからかわれました。それもまた妙に嬉しく、蜆汁は格別の味でした。
竜飛の干し蛸は大好評で、お刺身にしたのと父にお土産にしたのと。
つがる通信17 『地獄沼、睡蓮沼』 [あおもり]
10月4日の睡蓮沼。
前回に引き続き、今回は八甲田方面の写真を並べます。
山のかあさんの店に立ち寄り、ゆできみ(とうもろこし)を試食(美味)、おいしいお水を汲むこともできます。
大根が見事でした。大根を担ぐ人や、犬を担ぐ人もいました。
びっくりなのはこのお店の裏手がヘリコプターの発着所になっていて、その離発着も見学・・・!
真新しい看板。起点?岩木山は??踏破というのはここではどういう意味かな???
その近くで見かけた苔、枯れているように見えますが、赤い花が咲き、さらに小さい黒い虫がとまっています。
観音さまには申しわけないのですが、十八番(=おはこ)というのが頭から離れず。
津軽追分や津軽海峡冬景色が再生されてしまって困った。
どしゃぶりの雨上がりの晴れ、とても色の綺麗な日でした。
地獄沼に到着。湯気が立ち上っていました。地獄沼の湖面の色も神秘的です。
1 いざ、まんじゅふかしへ
2 至るところにぼこぼこと音を立てる泉があり、これは直径20cmくらい。恐山のミニチュアという感じも。
3 ここでまんじゅうをふかしているのか?と思わせる小屋。 この小屋を越えて進んでいくと・・・
4 ほどよい暖かさのベンチで離れられなくなりました。ベンチの下から湯気が上がってくる仕組みです。
睡蓮沼に到着したころはもう2時ごろでした。
金色の湿原に、きらきらと光る花がありました。
最高のご馳走と最高の眺めでした。
列島の中央を縦走する山岳地帯を境に太平洋に面している地域と日本海に面している地域とで天気が切り替わるという話をしていて、うまく撮れませんでしたが、ちょうど日本海側が曇り、太平洋側が晴れという感じでした。
「下」という漢字を思い出すような形の幹。風向きは一定方向。
八甲田雪中行軍遭難事件の後藤房之助伍長の像
像の右下には天使のはしごがかかっていました。
とっぷりと日が暮れてしまったあとに撮った「九重(ここのえ)の滝」
つがる通信16 『色づく城ヶ倉大橋』 [あおもり]
10月2日木曜日、仕事のあと、さらに仕事の打ち上げにちょこっと参加、それから相方と合流し、上野発の夜行列車に飛び乗りました。
紅葉のはじまり。
今回は、ミッチーさんと浄仙寺で待ち合わせをし、ミッチーさんの奥さまと私の相方の4人で秋のドライブとなりました。
122mの高さからの眺め。冷たく煽る風に吹かれながら、360mの長い橋を少し歩いては眺め、
また数歩して、眺め、枯れ木の居住まいに息をのみました。
遠くに見える渓流。本当に遠く見えます。ビルだと40階建てくらい?とか話しながら・・・
橋を渡りかかるころ、こんなに直角に近い形で2回曲がっている。
このあと八甲田方面に向かい、その道中の写真は次回に並べます。
(予告編)紅葉のはじまった地獄沼にて相方が写した写真、右下にカメラを構える光景が写ってました。
帰路、夕刻の城ヶ倉大橋にて、
目の前の森はもう暗くなっています。これが毎日毎日繰り返されるのだなぁ・・・
黄金色に色づいてきて、
(中央のぽこんとした小さな山が浄仙寺のある黒森山、小さいころはよくここで遊んでいました)
すぅっと引いていくような夕焼け小焼けでした。
三日月もあらわれて、
背中の森は、もう夜。
あっという間の一日でした。
(参考)
つがる通信3 (春先の)『城ヶ倉大橋』
つがる通信15 「坪こ」 [あおもり]
滞在の間、降る雪は味わえませんでしたが、降り積もった雪は山とありました。
夏にはあざやかな緑だった中庭は真っ白でほの明るい。
季節を縁取っている窓枠や障子の格子はずっと見ていても飽きません。
軒下まであった雪を、除けました。
写真左:雪かき前 右:雪かき後
つららも全部落とし、濡れ縁があらわれました!
冬はこのように木もすっぽりと埋まってしまっていますが、雪の下で、じっと春芽吹く準備をしているのでしょう。
夏の中庭のようすはこちら → 'cosmos'1
私が3歳のころの中庭のようすはこちら↓(試みに、モノクロ風のものも作ってみました)
3歳時写真は水色で囲んだあたりで撮ったものです。こうして並べてみて気づいたのですが、
3歳の自分の後ろにあるスコップと同じもの?!
白い点線部分が、概ね雪かき前の状態です。雪かきは重労働で、汗をかくほどです。
町中を歩いていても、どのお宅も雪かきをしています。
どちらかと言うとお年寄りが多く、これは冬中たいへんだなぁと思いました。
つららは取ってもすぐ小さいのがはえてきます。
太いのや細いのや、いろいろな形のつららがありました。
あとは、何葉かの風景で今回の冬のつがる通信としたいと思います。
あれは何の花だろう、と思ったら柿のヘタでした。
近所の神社。空も白。地面も白。
冬のビニールハウス。
冬の林檎畑。
夕暮れ時、トビが宿る木。
浅瀬石川の白鳥をスライドショーにしてみました。
それにしても白鳥ってのんきな表情でかわいいですね。
そして、今回はまったもの。
「英語と津軽弁を一度に学ぶ語学の王道プログラム」
レイチェル安藤さんの雰囲気が私に似ていると伯母に買ってもらったDVDです。
黒石八郎さんの発音が好きになってしまった。
ウェブサイトもあるようで、堪能しています。
例えば、「今夜は雪になるかもね」
English) I guess it will snow tonight.
津軽弁) ばげ ゆぎだびょん
「お酒けっこうイケルくち?」
English) Are you a heavy drinker?
津軽弁) な さげ つぇ?
「ええっダメダメ!」
English) Uu-uh,No way!
津軽弁) わわわわわ まいねまいね
などなど・・・
今回、気に入った津軽の郷土料理は「たらの小和え」。
日本酒にも合うし、白いご飯にも最高です。
また改めて、津軽の郷土料理も、日誌にしたいと思います。
ふと手にした「めびょん」というお菓子。パッケージには、
【めびょん】means it must be delicious.
とありました。なるほど。
つがる通信14 「鉄こ」 [あおもり]
■2008/02/09
青森駅から乗った奥羽本線にて
実は大混雑(何故?!)で、足の置き場がないくらいの状態でした。
2両編成とはいえ、さながら都心のラッシュ時のようで、「すみません、降ります」と言って道を開けてもらわないと下車できないほど・・・。
日本海2号3号の引退フェア(3月15日のダイヤ改正)で買ったヘッドマークシール6種。
ちょうど一番後ろの位置に乗っていたので、
眺めを楽しむことができました。
車掌さんの仕事をぼんやり眺めていたり、
線路の傍らで待機している撮影隊に心の中でエールを送ったり、
途中の駅で「日本海」とすれ違ったりしました。
■2008/02/10
川部駅近くの踏切待ち。電信柱が・・・
■2008/02/11
結局、3日間、雪らしい雪が降りませんでした。
今年はけっこう雪かき車も活躍しているということでしたが、
その車たちの「束の間の休息」を見てきたことになります。
弘南黒石駅にて。黒いラッセル車と赤い電気機関車。
黒い方が古そうに見えますが、びっくり。
黒:昭和4年製造、赤:大正12年(輸入)だそうです。
祖母が大正11年生まれでしたから、感慨深いものがあります。
ひとつボルトが取れていましたが、大勢に影響はないのかもしれません。
逆側から機関車も一枚。
写真を撮るときの足場が「あらかじめ」あったため、
多分、このアングルの写真が世の中に多数存在すると思います^^;
黒板の上に額縁に入れられた除雪車の写真がありました。
ちょっと小さくて遠くて良く見えません。
表紙にありました!こんな風に除雪していくのですね。
やはり実物を見たいな~、せめて街中を走る除雪車でも見たかったな~と言いつつ、
帰り道、マンホールの蓋の部分だけ雪が融けていることを発見。
下水と言えば、気温と比べ、「夏は冷たく、冬はあたたかい」といいますからね・・・。
つがる通信13 「鳥こ」 [あおもり]
2月10日
白鳥の飛来地、平川の夕暮れ
滑走!
トビの舞もあり
スズメの姿もありました。
浪岡の道の駅は
産直野菜やりんごジュースやお煎餅やアイスクリームや
大変充実していましたが、
併設されていた「ふくろう館」がまた素晴らしかったです。
林檎の枝には雪がたくさん積もっています。
館主(ふくろうのカメラマン)と話すこともできました。
話している間、たまに「あっあそこに!」と冗談で言われるのですが、
その度に「えっ?」っと言いながら振り返ってました。
春になったらまたおいでと言われました。
2月11日
浅瀬石川で出会った白鳥の写真を何枚か載せます。
白鳥会議
カラスは浅瀬石川の冷た〜い水で行水するほどの強者でした。
こうしてじっと川を見つめている一群もいました。
右上に白い鳥が二羽飛んできます。
この二羽の白鳥は住宅街の上も旋回して、ゆうゆうと飛び回っていました。
白鳥も表情豊かで、雪の中にいると絵になるなぁと思いましたが、
カモもまた、いきいきしていました。
ずっと見ていたかったのですが、後ろ髪を引かれるような気持ちで、
黒石駅に向かいました。
ふくろう館で買ってきたおみやげ。
林檎の木細工と、奥にあるのは、りんごの花とふくろうの写真。